ブルーベリーの植付け

栽培の記録



はじめに

ブルーベリーはお洒落な樹形をしていて、見て楽しく食べておいしい。とても人気がある樹木です。今回は植付けを行う前に知っておきたいことや、我が家の植付けの様子をご紹介します。

この記事でわかること
  • ブルーベリーには系統により収穫量、収穫サイズ、適した気温が異なること
  • 土壌酸度は酸性にする必要がること
  • 乾燥に弱いため対策が必要
  • 実際に植付けの様子

ブルーベリーの系統

ブルーベリーの系統はおもに3種類あります。暑さに強い系統はラビットアイで、おもに関東地方から西側で栽培されています。そして、暑さに弱い系統のノーザンハイブッシュは、東北地方や北海道で栽培されています。
初心者には、ラビットアイがおすすめです。

ラビットアイ

メリット
・基本的にブルーベリーは寒さに強いことが特徴ですが、ラビットアイは暑さにも強い特徴があります。

デメリット
・2種類ないと実が付かないことです。

おもな品種
・人気の大実種『ティフブルー』
・甘み抜群の実『ホームベル』
・実が大きい『ウッダード』
・中粒品種で秋には素晴らしい紅葉『タカヘ』
・大粒で甘み強く風味は良好『プレミア』
・甘く酸味強い香りも良好『クライマックス』

ノーザンハイブッシュ

メリット
・一本で実がつきます。
・実が大粒な品種が多い

デメリット
・暑さに弱いこと
・収穫量が少ないこと

おもな品種
・葡萄のような房なりの超豊産性品種『ブルーレイ』
・実は香りがあり風味は非常に良い『コビル』

サザンハイブッシュ

メリット
・食べやすい
・風味良い
・収穫量も安定している品種が多い

デメリット
・2本ないと結実しない
品種が少なく実績があまりないためデータがない

土壌酸度

ブルーベリーの土壌酸度は、酸性を好みます。畑では酸度を中和するために、アルカリ性の石灰を巻きますが、ブルーベリーでは必要ありません。

肥料についても、酸性を好むため『ピートモス』を施します。ピートモスは苔を堆肥化したものなので酸性度が高いのが特徴です。

注意事項として、パッケージに未調整と記載しているものを購入してください。調整済み品は、酸度が中性になっているためです。

ブルーベリー地植えする際は、受粉しやすいように株間は近いほうが良いと思われがちですが、株間を2m以上とります。これくらい広くとらないと、木が育った時に枝が接触し虫が発生したり、選定しすぎて収穫量が減ってしまう恐れがあるためです。

また、土を掘り返す際は、50 平方cmほどの穴を掘り、植付けを行います。

ピートモスを土に混ぜるときは、掘り返した量の2割から3割を施します

ブルーベリーを鉢植えで行いたい方は

鉢植えを行いたい方は、酸性に調整された『ブルーベリーの土』に、保水性を高めるため同同じく酸性の『鹿沼土』2割程度混ぜた土を使います。

水やり

ブルーベリーは乾燥が苦手なので、土壌を保水させることが重要です。
また、夏は枯れやすいので特に注意が必要となります。

バークチップや、ベラボン(ヤシの実のチップ)をカブもとに引き詰めると、お洒落に彩れるし、保水も行えます。見た目を気にしない方は、雑草マルチなどもおすすめです。

植付け場所は、可能ならば、夏に西日が当たらない所を選択してください。ブルーベリーは葉が柔らかいので焼けててしまうためです。

植付け

我が家は埼玉県にあるので、暑さに強い系統の『ラビットアイ』にしました。
苗木は近くのホームセンターで2品種購入しました。
・人気の大実種『ティフブルー』
・中粒品種で秋には素晴らしい紅葉『タカヘ』

ブルーベリーは庭に植え付けることにしました。株間は2m程度にしています。

植付けを行う場所を50平方cmほど掘り起こし、掘り起こした土にピートモスを3割ほど混ぜ込みます。

苗木を浅く植えるのは良くないので、地面と同じ高さになるように土を調整しながら植付けを行います。
保水の為、雑草マルチを行いました。

本日の作業は完了です。

終わりに

ブルーベリーのコンパニオンプランツとして、ミントがとても相性が良いです。ミントはブルーベリーをサポートする役割を担ってくれます。リンクを貼っておきますので参考にしてもらえると嬉しいです。

ブルーベリーのコンパニオンプランツ | コンパニオンプランツライフ (dorataro.com)

本記事は、下記の『カーメン君 ガーデンチャンネル』を参考にして記載しています。

【ポイントは3つです!】ビッグな園芸店 店長が教える ブルーベリー栽培の最大のポイントを3つお伝えします これをおさえれば自宅でブルーベリーが必ず採れるようになりますよ (youtube.com)

最後までご覧いただき、ありがとうございました。



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