はじめに
今回は、2024年7月に購入した「充電式耕うん機 HY-9010」のレビューをします。
一度通るだけで、フカフカに耕せるものが理想ですが、サイズが大きくなってしまうため置く場所もなく、自宅から畑まで持っていくのも大変です。何よりコストが高いのが難点でした。
検討した結果、充電式耕うん機 「HY-9010」を購入しました。理由は以下となります。
- 耕すには少し手間がかかりそうだが、鍬で耕すより楽そう
- 動画を見る限り細かくたがやせそう
- 分離可能かつ伸縮できるので、物置に収納できる
- バッテリ充電式であること
- バッテリ込みで1万円台で購入可能
筆者は楽天スーパーセールで購入したのでポイントを差し引くと、バッテリと充電器込みで1万5千円程度で購入できました。
開封
このような状態で送られてきました。
箱を開封するとこんな感じです。
色は、グリーン、ブルーの2色あり、ブルーを購入しました。
すぐ使えるようにでしょうか。
軍手が付属されています。
取扱説明書は3つ折りになっています。
ぐしゃぐしゃになっているのが少し気になりました。
「保証期間はお買い上げ日より1年間です」
と取扱説明書に記載がありました。
バッテリの充電器一式です。
見開きの取扱説明書が付属されています。
バッテリ一式です。
12ページの取扱説明書が付属されています。
耕うん機は2つに分離できるようになっており、こちらは、耕うん刃が取りついて側になります。耕うん刃の中央にあるピンを抜くと、耕うん刃が簡単に外れます。
耕うん刃のピンは、予備が1本付属されています。
耕うん刃が取りついている側の接合部には保護蓋が取りついています。忘れないように取り外します。
起動スイッチ側です。
レバーを上に押し上げ、耕うん刃側を差し込みレバーを押し下げることで、ロックをかけることができます。
補佐ハンドルは、ツマミを緩めることで角度を調整できます。
伸縮ツマミを左回りさせて緩め、伸縮長を決めたら左回しでロックをかけます。
充電器はバッテリを左から押し込むと、緑色のカバーが押し出され、接続端子にバッテリが接続されます。
バッテリを取りつけると、電子音が鳴り充電が始まります。
耕うん機作業
本体(耕うん刃側)と本体(起動スイッチ側)を接続します。保護蓋が付いている場合は外してから取り付けます。
差し込んだ後、レバーを押し下げてロックします。
バッテリの容量は、残量ボタンを押すとLEDが点灯し確認することができます。
バッテリを取り付けます。
伸縮ツマミを左回りさせて緩め、伸縮長を決めたら左回しでロックをかけます。
伸縮長が短い状態で
全体の長さは105cm。
伸縮長が最大の状態
全体の長さ128cm。
補佐ハンドルは、ツマミを緩めることで好みの位置に変更することができます。
安全ロックボタンを押しながらスイッチを握ると耕うん刃が回転します。
なお、スイッチを握った状態では、安全ロックボタンはロックされているため、両方を押す必要はありません。
ただ抑えるだけでは、耕うん刃の回転軸が先に土に接触してしまい深く耕せません。
土にあてた状態で後方に後に引くと写真のように溝ができます。耕うん機を軽く持ち上げ、前方に移動し、盛り上がっているところに耕うん刃があたるようにして、再び後方に引きます。
以後、この繰り返しで土を耕すことができます。
土はこのくらいフカフカになります。
耕す以外にも、石灰や肥料などを土と混ぜるのにも便利です。
注意事項(取扱説明書記載)
取扱説明書に記載されている注意事項になります。
マーキングしている部分は、製品寿命に関わる部分なのでとても大事な部分だと思われます。
- 水の当たる場所や高温多湿で使用しない
- 大きな石の多い場所、材木、切り株等のある開墾地で使用しない
- 極乾燥、じめじめとした土地では使用しない
- 使用中の耕うん刃を手で触らない
- 作業に適した服装を着用する
- 開始する際は周囲の安全を確認し、補助者と声を掛け合って合図してからおこなう
- 固い土、雑草の生えている土で使用をお勧めしない(モータ破損の原因になる)
- じめじめした環境で使用すると、シールが濡れてはがれる可能性があるためお勧めできない
口コミ情報より
悪い評価
すぐ草が絡まる
耕うん機の特性上、草は絡まってしまうのは仕方ないことです。
HY-9010については、耕うん刃がピン1本で簡単に外すことができるので、絡まった草や根を容易に取り除くことができます。
筆者は耕す前に、草刈りして少しで絡まないようにしています。
バッテリ別売りで困った
楽天市場では、バッテリ、充電器がセットになっている商品がありましたが、基本的には同封していないようです。
購入時には、しっかり確認するようにしてください。
固い土を耕すと内部のヘルカルギアが消耗し使えなくなる
取扱説明書の注意書きにも、極乾燥した土では使用しないと記載があります。また、草が絡まり耕うん刃をロックしてしまうことでも、ギアに負担をかけます。
筆者は購入してから2か月程度しか使用していないので、耐久性はわかりませんが、今のところ順調に使用できています。これからも使い続けていくので、追加情報があれば更新します。
耐久性が心配な方は、国内メーカであるマキタ製を検討されても良いかもしれません。
マキタ製は、 カルチベータアッタチメント + 充電式スプリットモータ + バッテリ + 充電器 の4点を購入することで使用できます。ちなみに、充電式スプリットモータは、3種類あり、取付できるバッテリが異なります。バッテリは、18Vx1、18Vx2、40Vです。
なお、アタッチメントを追加することで、草刈り機やブロアなど、他の用途で使用することもできます。
良い評価
- バッテリが30分以上もった
- 深くは耕せないけど、何度も押したり引いたりすれば、それなりに深く耕せます
- 小規模家庭菜園で重宝します
- 高齢女性でも十分扱えます
- 重たい耕うん機を持っているが使わなくなりました。家庭菜園なら軽さや使いやすさが重要と実感しました
- 注意事項を守れば、信頼性が高く、また非常に使いやすく家庭菜園用にとても便利なアイテムです
- マキタバッテリが使えるのか良いです
関連動画紹介
取扱説明動画
関連動画
最後に
充電式耕うん機「HY-9010」は以下の方にオススメだと思います。
- 家庭菜園をされている方
- 畑が広くない方(小型なので庭でも使用できます)
- 100V電源が取れない方
- 保管スペースがない方
- お手軽に使いたい方
何といっても、最大の利点は手軽さだと思います。いくら良い耕うん機を手に入れても、持っていくのが大変だと、そのうち使わなくなってしまいますよね。
少しでも参考にしてもらえたら嬉しいです。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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