はじめに
Amazonなどで購入できる小型の育苗ポットはとても便利なのでレビュー記事を書きました。参考にしてもらえたら嬉しいです。
育苗ポットでの栽培の様子も記事にしています。
育苗ポットで苗づくり | コンパニオンプランツライフ (dorataro.com)
育苗ポットで苗づくり② | コンパニオンプランツライフ (dorataro.com)
育苗ポットで苗づくり③ | コンパニオンプランツライフ (dorataro.com)
育苗ポットの利点
育苗ポットには3つの利点があると考えます
- 植える時期を早める
- 植える場所を節約できる
- 良い環境で栽培できる
植える時期を早める
育苗ポットは、気温が暖かくならないと発芽しない種でも、ポットを保温することで早く発芽させることができます。これにより栽培期間が長くなるので、収穫時期も長くなるメリットがあります。
植える場所を節約できる
畑に種を直まきするためには、畑に場所を確保する必要があります。そこで、育苗ポットで栽培を開始すると、本来、使うはずだった場所に違う植物を栽培することができます。よって、育苗ポットと併用させると場所を有効に使えるため、栽培量を増やすことができます。
良い環境で栽培できる
私のようにサラリーマンで、週末しか畑に行けない方でも、身近に置き栽培することができます。これにより、晴れた日は外で日光浴させ、雨の日は室内で保温。水やりも毎日行えます。
育苗ポット購入
育苗ポットの役割を考えた中で、家の中に持ち込みやすく、邪魔にならないサイズが良いと考え、下記の育苗ポットをAmazonで購入しました。1個で12セルあり、5個セットなので60個の苗が作れる計算になります。家庭菜園では十分な数だと思います。
選んだ経緯
- OFFシーズンでもケースを重ねらるため場所をとらず収納できそう
- ポットがコンパクトなのでの持ち運びがしやすそう
- ポットが2重構造になっているため、水やりした後に水が染み出さない
- ケース、ポットの樹脂が肉厚のため強度があり壊れにくそう
- 蓋には開閉量を調節できる空気弁が便利そう
- ポットが透明なため、水の浸透具合や根の生え具合が確認できる
- 苗づくりをサポートするための小道具付き
送られてきた状態
紙袋から開けると、チャック付きのビニール袋に入っていました。ビニールはわりと厚めです。
ビニール袋から取り出すと、こんな状態。
やはりコンパクトに収納できるのでOFFシーズンでも置き場所に困らなそうです。
広げると、こんな感じです。
- 透明ポット
- 受け皿(緑色)
- 透明フタ
- 通気開閉部品(緑色)
- 小道具 2個
- ネームプレート
ネームプレートは10枚あります
少し表面がざらざらしているので、マジックで書くと綺麗に消えないです。
繰り返し使う場合はセロハンテープ等を貼り書いたほうが良いかもしれません。
内側の透明ケースは底に穴が開いていて、外側の緑ケースは穴はなく、外に水が出ないようになっています。
選んだ経緯とのギャップは・・・
OFFシーズンでもケースを重ねらるため場所をとらず収納できそう
厚めのチャック袋もあるので、まとまりも良くコンパクトに収納できます。余った種も一緒に入れられる余裕もあります。
ポットがコンパクトなのでの持ち運びがしやすそう
片手で持てるので持ち運び問題ないです。また、窓枠におけるのが、とても良く置き場所に困ることはありませんでした。3月の寒い日は窓枠に置きっぱなしにしていました。
ポットが2重構造になっているため、水やりした後に水が染み出さない
受け皿は穴が開いていないので、水が染み出すことはありません。
ただし、ジョウロで全体に水やりをした際は、受け皿の下が、汚れるので濡れ布巾などで拭いてから家に入れます。
ケース、ポットの樹脂がそれなりに強度があり壊れにくそう
3ヵ月程度使いましたが、強度が弱いと思うところはありませんでしたが、使用する上で注意事項があります。
私の使い方が悪かったのですが、日差しが強い日に、アルミの縁側の上に置いていたら、熱で受け皿形状が歪んでしまいました。(写真右側)縁側を触ると、手で触っていられないくらい熱かったので60℃くらいあったと思います。
暑い日は、コンクリートやベランダの床でも同じようなことが起こる可能性があるので、布巾の上に置くなどの配慮が必要と感じました。
蓋には開閉量を調節できる空気弁が便利そう
蓋の空気弁を回すことで、開閉量を調節できます。
私は、空気を循環させたかったので開けっ放しで使っていましたが、不便を感じることはありませんでした。
ポットが透明なため、水の浸透具合や根の生え具合が確認できる
ポットが透明なので、水やりが十分行えているか目視で確認できます。また、根がポットに接触していれば状態を確認することもできます。
苗づくりをサポートするための小道具付き
【写真左】
本来の使い方は、スコップ状の中に種をいれ、指で少しづつ種を落とす使い方をするようですが、紙を谷折りにして種まきしたほうが作業性が良いと感じました。
私の場合はシャベルのような形状なので、土をすくうシャベルとして活躍しました。
【写真中央】
用途通り、種を入れる穴を開けるのに使用しました
この道具は、植物をセルから取り出すときに使用します。1個のポットなら逆さにして取り出すことができますが、育苗ポットの場合は、この道具がないと苗を取り出すことができません。
【写真左】根の外側の土をひっかけて持ち上げるのに使用
【写真中央】セルの角に差し込み取り出すような使い方をします。
気になった所
トウモロコシは、種を植えてから2週間で上カバーに接触しました。家の中なら、カバーを外して栽培できるので問題ありませんでしたが、気になる方は、上カバーの高いサイズの購入をお勧めします。
上カバーが高いサイズ
育苗ポットを使った感想
この商品の良さは、何といってもサイズ感だと思います。家の中で日光浴させるのに、窓枠に並べられますし、セル数が多いので12×5で60個分植え付けることができます。
また、家の中に入れやすいように受け皿付きなのもとても良いです。長く使っていきたいです。
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